おさみん読書ノート

読書することで行動につながった事

君たちはどう生きるか

君たちはどう生きるか/吉野源三郎


⚫私の心に響いたフレーズ

・自分が人の目にどう映るかを気にして、本当の
 自分、ありのままの自分がどんなものかという
 ことを、ついお留守にしてしまうものだ。
 
・人間が人間同志、お互いに、好意をつくし、そ
 れを喜びとしているほど美しいことは、ほかに
 ありはしない。そして、それが本当に人間らし
 い人間関係である。

・人間である以上、誰だって自分の才能をのばし、
 その才能に応じて働いてゆけるのが本当なのに、
 そうでない場合があるから、人間はそれを苦し
 いと感じ、やりきれなく思うのだ。

・何かを生み出す働きこそ、人間を人間らしくし
 てくれるのだ。食物とか衣服とかの品物ばかり
 ではなく学問や芸術の世界だって、生み出して
 ゆく人は、それを受けとる人々より、はるかに 
 肝心な人なんだ。


◆私の心がけや行動を変えようと思ったこと

・人と比較して自分は劣っていると思わず、自分
 の個性を大切にして、良いところを伸ばしたい 
 と思いました。

・今までは、自分に自信がなく自分のことか嫌い
 でしたが、自分の嫌なところも個性だと受け入
 れて、自分のことを好きになりつつあります。
 また、他人の良いところに意識が行くように
 なってきています。

・誰かが作ってくれたものを消費するだけでなく
 社会の役に立つ価値を提供できる仕事をして行
 きたいと思いました。 
 
 
◎この本は、自分がどういう生き方を選択するか
 を考えさせてくれます。
 もっと早くこの本に出合いたかったです。
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パブリック・スピーキング

「パブリック・スピーキング/小山竜央」

◎パブリック・スピーキングとは、自分の考え、
 存在を社会に広めることである。
 

◆私の心に響いたフレーズ

・パブリック・スピーカーとは、相手の中身を変
 える存在である。

・パブリック・スピーカーにとってのゴールは、
 相手の感情、価値観、信じているもの、それら
 のどれかを変えることである。それによって、
 相手の行動に変化を起こすことができるからで
 ある。

・相手を動かす3つの条件「EMS」
「E(エモーション/感情)」
 「M(メンタル/価値観)
 「S(スピリチュアル/信条)」

・ビジネスとは「お客様の問題解決」である。
 お客様が最終的に欲しいのは、問題を解決した
 未来である。

・人間というのは、100%完璧なものには興味を
 持たない。「実は私には、こういうダメな部分
 がある」とアピールする人こそ、相手に好かれ
 るのです。


⚫新たな気付きや考え方が変わったこと

・人に行動を起こさせるには、相手の感情、価
 値観、信じているものを動かす必要があるん
 だと思った。
 
・ビジネスをするには、自分の得意なものと、人
 が望んでいることの実現に必要となるものを合
 わせて提供する必要があるんだと思った。

・人に好かれるには、完璧な人よりも、自身のダ
 メなところもさらけ出す方がいいんだと思った。
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人間は自分が考えているような人間になる!!

「人間は自分が考えているような人間になる/
 アール・ナイチンゲール


◆私の心に響いたフレーズ

・今のあなたの環境は、これまでの人生であなた
 が考えてきたことのすべてを表している。
 今とは違うものの見方をしてみれば、新しい人
 生が開ける。

・欲しいと思うものは、ほとんどすべて、人が提
 供してくれる。あなたが役立つ人間であるとい
 うこと-つまりあなたが身銭を切るだけのもの
 を提供してくれる人間であるということ-を認
 めてもらえたなら、人は喜んで何でも分け与え
 くれるものである。

・あなたの遺伝子の中には、すでにあなたの生き
 がいとなる興味の対象が組み込まれている。
 いつもあなたがふけっている夢想は、本来のあ
 なたがあるべき姿を教えてくれる、内心の情報
 であることが多いものだ。

・人生の目的とは、人に奉仕すること、そして、
 何事かを成そうと決心したそのことである。
 人間は自分が望むことは何でもできるのだ。
 

⚫新たな気付きや行動につながったこと

・今の仕事、家族、友人、お金などの環境は、自
 分の思考のとおりになっている。
 自分が望む未来の環境を決めてしまって、いつ
 もそのようになると考えていれば、そのとおり
 になるんだと気付いた。

・「こうしなければならない」「こうすべき」と
 いう思いを止めて、「ワクワクすること」「やり
 たいこと」「好きなこと」を大事にするように
 なった。

・仕事においては、お客様、上司、部下、同僚に
 人に喜んでもらえることを考えながら働いてい
 る。
 人のためになる仕事を懸命にやっていれば、人
 生の目的を見つけられると思えるようになった。
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言葉にできるは武器になる

「言葉にできるは武器になる/梅田悟司著」


◆わたしの心に響いたフレーズ

・「言葉にできない」ことは、「考えていない」の
 と同じである。

・「外に向かう言葉」だけではなく、「内なる言
 葉」に目を向ける。

・「内なる言葉」とは、無意識のうちに頭に浮か
 ぶ感情や、自分自身と会話をすることで考えを
 深めるために用いている言葉である。

・人は、考えが浮かぶ時、言葉で疑問を持ち、言
 葉で考え、言葉で納得できる答えをみちびき出
 そうとしている。

・とにかく、頭にあることを書き出す。
 頭が空になると、考える余裕が生まれる。

・話すべき内容である自分の思いがあるからこそ、
 言葉は人の心に響いたり、人の気持ちを動かす
 ことができるようになる。どう言うか、どう書
 くかではない。


⚫新たな気付きや行動が変わったこと

・気になること、ゆっくり考えたいことがあった
 ら、いったんA4の紙に書き出し、「なぜ」「そ
 れで」、「本当に」と深堀りしている。
 そうすることで、頭の中にスペースができて、
 頭がスッキリします。

・1日10分だけでも、自分と向き合う時間を作り、
 目標や課題について紙に書き出している。

・発する言葉に強さ、深みを出すためには、内な
 る言葉と向き合う時間を優先して確保する必要
 があると気付いた。

・自分の心と発する言葉が一致していないと、本
 当の信頼は得られないんだと気付いた。
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運気を磨く

「運気を磨く/田坂広志」

⚫私の心に響いたフレーズ
・我々の目の前にある「物質」というものは、本
 来、存在しない。
 我々が「物質」と思っているものの実体は、全
 て「エネルギー」であり、「波動」に他ならず、
 それを「質量を持った物質」や「固い物体」と
 感じるのは、我々の日常感覚がもたらす錯覚に
 すぎない。

・我々は、無意識の世界に多かれ少なかれ、不安
 感や恐怖心、自己限定や自己否定といネガティ
 ブな想念を抱いているため、誰もが、本来持っ
 ている能力を十全に発揮できていない。

・運の強い人間とは、「自分は運が強い」と信じ
 ている人間だ。

・「幸運に導かれる」とき、それは、しばしば、
 「不運に見える出来事」の姿をしてやってく
 る。

・「おかげさまで」や「お互いさまです」という
 言葉の裏にある、「大いなる何かに導かれてい
 る」「様々な人々に支えられている」という感
 謝の想念は、実は、我々が抱き得る想念の中で
 も最もポジティブな想念だからである。

◆私の考え方や行動が変わったこと
・目に見えること、耳で聞こえることだけでなく、
 それ以外の感覚や直感を大事にしたい。

・明るい表情、前向きな言葉を使うこと、ポジティ
 ブな心構えに気を付けている。

・自分が生きていられるのは、大いなる何かに
 導かれているためであると考え、毎朝感謝し
 ている。

・不運だと思う出来事があっても、とらえかた次
 第で幸運になると考え、不運なことでも受け入
 れるようにしたい。
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ハートドリブン

「ハートドリブン/塩田元規著」

◇「ハートドリブン」とは、人々が自分の内側の
  ハートを原動力に活動していくことである。


⚫私の心に響いたフレーズ

・これからの時代は、ハートやつながりといった
 目に見えないものが中心になる。
 多様な生き方をお互いに認め合えて、一人ひと
 りが自分らしくハートに従って生きる時代だ。
 自分の価値観や感情に向き合って、自分の人生
 を自分で創造する時代なんだ。

・心が動くことで、その人の内側が変わり、世界
 の見方が変わり、行動が変わり、人生が変わっ
 ていく。

・これからは、全ての商品やサービスには心が動
 く体験が必要になる。ワクワクする体験を付加
 することかもしれないし、物語や価値観、信念
 を伝えることかもしれない。

・これからの時代、「意味があるんですか?」と
 切り捨てられていたものに価値がある。
 無駄で無価値と言われていたけど、無邪気に楽
 しめること、そういうものが目に見えない価値
 になる。


◆新たな気付きや行動が変わった事

コロナウイルスで先行き不透明な時期だからこ
 そ、自分の本当にやりたい事や今後の働き方を
 見つめ直すためのいい機会だと前向きにとらえ
 ている。

・自分の感情が動かされる本、映画、音楽を大事
 に思えるようになったし、それらをSNS 等で
 発信していきたい。

・人それぞれ価値観や生き方が違うし、これから
 は、周りと違う価値観や生き方を大事にしたい
 と思います。
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生き方

「生き方/稲盛和夫著」

⚫私の心が動いたフレーズ

・「考え方のベクトルが人生すべての方向を決め
 る」
 人生、仕事の結果=考え方×熱意×能力
 考え方だけにはマイナス点も存在し、熱意や能
 力が高くても、考え方がマイナスであったら、
 かけ算の答えもマイナスになる。

・天が決めた運命もおのれの力で変えられる。
 善き思い、行いを重ねていけば、因果応報の法
 則が働いて、私たちは運命に定めれた以上の善
 き人生を生きることが可能である。

・宇宙自身がすべてをよりよくしていこうという
 意志を備えており、そこに属するあらゆるもの
 にも成長発展を促している。

・可能性とは、「未来の能力」のことである。
 現在の能力で、できる、できないを判断してし
 まっては、新しいことや困難なことはいつまで
 たってもやり遂げられない。

・私たちの生命、人生は、価値ある偉大なもので
 ある。天地自然は、この宇宙で必要であるからけ
 そ、私たちを存在させている。だれ一人、何一つ
 偶然に生を受けたものはなく、したがってムダな
 ものは、この世にいっさいない。


◆私の考え方が変わった事

・いくら能力や熱意があっても、「自分だけが良け
 れば、周りの人のことはどうでもいい」という
 考え方では、成功できないんだと気づいた。

・今の自分にはできないことであっても、将来の
 自分になら可能であるかもしれないと考えるよ
 うになった。

・自分の身の回りに起こるあらゆる出来事にも、
 なにかしらの意味があるんだと考えるようにな
 った。

※この本は、読む度に新たな気付きを得られます。
 5回くらいは繰り返し読むことをオススメし
 ます。
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